第20回有志経営勉強会

恒例の有志経営勉強会を開催しました。
今回は、東日本大震災後の復興事業所の事例紹介および、まちづくり成功事例として三重県伊勢神宮内宮の『おかげ横丁』を取り上げて成功の軌跡を解説させて頂きました。
跡形もなく一からのビジネス復興には、郷土愛やそこに住まわれている地元住民への感謝があってこそ、やる気を出して再開にこぎつけた方々ばかりです。
この思いやりや、ハングリー精神など、並大抵なものではなかったと思います。この紹介後に、勉強会メンバーから『私も被災地を訪れたが、その光景を見て、そこで頑張っている人を見ると、私が仕事で悩んだり、壁にぶち当たっていた事なんかは、なんて小さいことだったのかと思い知らされた』という感想を聞きました。自分よりはるかに窮地に追い込まれた状況においても、笑顔も出しながら頑張っている姿は、実に美しく見えたことでしょう。経営者は時に、自分が一番苦しい思いをしている!という錯覚に陥ることがあります。そんな時、『東北で頑張っている人に比べたら、まだまだ!』と自分を奮い立たせて、日々経営に携わってほしいものです。
今回の事例紹介で、少しでも『まだまだやれる!こんなことで、落ち込んではいられない!』とプラス思考の精神に拍車がかかったのではないかと、少し嬉しくも思いました。
これからも、勉強会参加メンバー同士、切磋琢磨しながら、士気を上げて、この会が一つの起爆剤的作用をもたらすことを願っています。参加塾生の皆さん!お疲れ様でした。来月も頑張りましょう!