まつりのあと

今年も恒例の紀の川市民まつり『好きやっしょ紀の川!夢花火』が終了しました。8月19日に会場設営準備作業を行い、8月21日本番当日を迎えました。当日は朝から雨模様で、決行か中止かの判断が難しい状態でした。なんとかオープニングセレモニーが開始され、まつりがスタートしました。しかし、開始とともに集中豪雨!紀の川打田若もの広場は、みるみる池のようになり、来場者の皆さんは一時、体育館を解放し待機してもらいました。雷も鳴り響き、夏まつり史上開始してから、こんな豪雨になったのは初めてです。雨で中断し雨宿りしている時間、誰もが『これだけ降ったら、もう中止だろう』と思ったことでしょう。しかし、花火も中止となれば、キャンセル等色々と負担だけが発生し、せっかくまつりに来て下さった皆さんにもがっかりさせてしまうことに・・・少し雨が小康状態になって、まつり再開となりました。タイムスケジュールの関係上、子供向けのキャラクターショーは中止となりましたが、ステージではダンス、バンド等がまつりを盛り上げ、午後8時40分頃、予定より10分遅れで花火打ち上げスタート!和歌山県下でも緊縮財政の中、花火大会の中止等で数が減ってきています。このまつりを続けていくために、紀の川市民まつり実行委員会の皆さんは、自ら協賛金活動も行い花火の資金集めもして市民みんなで作り上げるまつりを目指しています。今年もまつりのフィナーレを彩る3000発の花火に皆が酔いしれました。・・・裏話・・・豪雨って怖いですね。打上花火担当の実行委員のメンバーが紀の川の中州の打上現場に一時増水で取り残されていたそうです。すぐに河川敷にたどり着け、大事には至らなかったのですが、気をつけないと!まつりが終わり、8月22日朝9時から会場片づけに行って来ました。駐車場の片づけ・整備と紀の川南側河川敷のごみ拾い!花火を見てくれるのはうれしいことですが、ジュースやビールの空き缶、それに今年多かったのがマクドナルドのゴミ!見物客のモラルに少々がっかりもしながら清掃を続けました。でも毎年ゴミは少なくなっています。回を重ねる毎にゴミももっともっと減ってくれることを期待してまつり関係の作業は終了しました。毎年、しんどいのですが、終わった後の疲れとしんどさに心地よさも感じます。なんか今年もやり遂げたという達成感と夏の終わりも感じながら、恒例の夏のイベントは過ぎ去りました。