決起大会に招待されて

ある会員企業様の第9期決起大会に招待され、出席させて頂きました。決起大会の司会進行は全て社員様が執り行う形式です。第9期のスローガンに始まり、会議資料作成や、各店舗の取り組み方針、各部門の目標に対する説明、取り組み事項などが社員入れ替わりの中で展開されました。中には、今年3年目で、新人時代に厳しく指導され何度も泣いていた頃を思い出されて、思わず涙する社員様も・・・また、自分はこの業界の仕事には進む気は全くなかった社員様も・・・皆さん個性的な方ばかりです。私も祝辞を述べさせて頂きました。と言うより最初は『私なんか場違いです』とお断りしたものの、どうしてもと言われ、私自身も緊張しました。
この企業様には平均的に若い方々で構成された社員様です。社長は、この若き社員たちを、社会人としての礼儀・作法にはじまり人間形成を目標に成長させていく!つまり一人前の大人に育てること、この人材育成そのものが我々企業の発展であると語られます。言われる通りです。若者の社会的マナーの低下による仕事への執着心、やる気、夢などを明確に持たれてる若者も少なくなってきており、その日暮らしのその時任せみたいな世の中になってきています。しかし、こうした人を育て、一度入社された若者の将来をどう提供するか?これを今追求し、定年までの生涯雇用がしっかりできる企業を目指し、革新と改革に取り組まれています。
素晴らしい企業です。しかし、簡単にはいかないのもビジネス(経営)です。企業が苦しい時、社員が苦しい時どう行動すべきか・・・おそらくこの企業の社員様は、だからこうしなくては!といった先を見据える目をもって、何事にも前向きに取り組まれています。挨拶の声の大きさ、人が話している時は真剣に耳を傾ける。その態度に私自身すがすがしさを感じました。夢に向かって一丸となって発展しつつあるこの企業様のこれからが楽しみです。私自身、以前の職場で新人トレーナーをしていた頃を思い出しました。あの時の、前向きに社員をまとめていた時が懐かしく思います。どうか社員のみなさん!少しぐらいの失敗や、叱咤に僻むことなく、一歩一歩前に前進して下さい!私もいい刺激を受け、勉強させて頂きました。社長はじめ、社員の皆様ありがとうございました。